Epic Games Store無料配布ゲームお試しプレイ:『HALCYON6』

Epic Games Storeで毎週無料配布される作品をお試しでプレイする企画。

今回は『HALCYON6』をプレイ。

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作品の舞台は人類を含む幾つもの種族がその勢力を争う銀河。戦いを有利に進めている人類ではあったが、突如出現したポータルより現れた謎の大勢力により主力艦隊とその司令官が消息不明となり、一転危機に陥ってしまう。プレイヤーは謎の宇宙種族により放棄された軍事基地「Halcyon6」の司令官としてそこに軍事拠点を構築し、宇宙艦隊を再編、他の宇宙種族の侵略を退け、再び人類の勢力圏を取り戻す、と言うのが作品の背景。

大まかなデザインは『Stellaris』や『Galactic Civilizations』に連なるスペースストラテジーの系譜に該当する作品。内政により国力を高め、軍事力を増やし、戦争や外交により他勢力との抗争に勝利を目指す。

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基本的なユニットとなる存在が”士官”。宇宙船や施設の責任者として割り当てるのだが、職業毎にスキルや弱点がある。

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複数のタイプがある宇宙船だが、配置する士官の職業に応じたタイプでないと配置できない。建造する時は配置するクルーの職業に応じた船を建造する必要がある。

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おそらく本作で最も特徴的なのが、主な舞台となる宇宙基地「Halcyon6」の存在。「Halcyon6」ははるか昔に謎の宇宙種族により放棄され、現在は地球人類によって占拠されているが、内部のブロックの殆どが未調査の状態となっている。プレイヤーは未調査のブロックに士官をおくり、クリアリングすることでそのブロックを使用することが出来る。各ブロックに様々な施設を建設して宇宙基地を強化するのである。建設する施設は電力設備や日毎に受け取る資源量を増やす生産設備、宇宙船ドックや士官の教育アカデミーなど様々。ストラテジーゲームにおける施設建設の要素がほぼこの「Halcyon6」に集約されている。

未調査のブロックのクリアリングに際しては、内部に潜むモンスターとの戦闘に勝利する必要があるケースもある。そこでも士官のスキルが重要となるが、戦闘に敗北すれば士官は死亡、貴重なスタッフを失うことになる。

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ストラテジーゲームでお馴染みの研究ツリーももちろん完備。基地、宇宙船、士官の三つのツリーに別れており、新しい種類の設備や宇宙船のアンロックには研究を進めることが必要となる。

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士官にはレベルが存在し、戦闘や内政により経験値が貯まり、レベルアップで獲得するスキルポイントで各種スキルをアンロックすることが出来る。

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基本的な進め方は、星系マップ上の惑星や小惑星帯等に士官を乗せた宇宙船を派遣して資源を回収、溜めた資源で基地や艦隊を増強しつつ、敵の侵略を撃退、ゆくゆくは敵の勢力圏に侵攻して勢力を拡大すると言った流れでこのあたりはオーソドックスなスペースストラテジー

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人類の勢力圏内には人が居住する惑星も存在する。そこでは生産した資源を獲得可能であり、内政を行うことでその資源量を増やす事も出来る。

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人類以外の種族については敵対、中立、友好の状態があり、外交によって勢力圏に変化をもたらすことも出来る。スペースストラテジーとしてのカバー範囲はなかなか広い。

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敵との戦闘はRPG的なコマンドバトル。宇宙船や士官の職業により選択できる武器やスキルが異なる。武器やスキルの種類はかなり多いので把握するのは中々大変そうに思えた。宇宙船やクルーのタイプにより先日が異なるあたりは『FTL:Faster Than Light』を彷彿とさせる。

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今回2時間程度プレイしてみたが、いかにもインディー風のドット絵から受ける印象以上にしっかりとしたストラテジーゲームだった。但し本作は日本語に対応していないので、英語に抵抗感があると少々厳しい内容。しばしば差し込まれるイベントや、士官のスキルや宇宙船の武器についての説明など、テキスト量がかなり豊富なので、英語でのプレイとしてのハードルは高め。そこに苦手意識が無ければかなりハマる作品だと思う。

 

本作の無料配布は2021年2月19日午前1時まで。

本作について紹介動画を投稿したのでご覧いただけると幸いである。

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動画を投稿しました。(『Stronghold2』第3章「エドウィンの救助」)

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『Stronghold2』実況第4回。本作最初の攻城ミッション。難易度は低い。エドウィン卿は初代のRatt的ポジション。

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Epic Games Store無料配布ゲームお試しプレイ:『DANDARA』

Epic Games Storeで毎週無料配布される作品をお試しでプレイする企画。

今回は『DANDARA』をプレイ。

一風変わったアクションが特徴のメトロイドヴァニア

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作品の舞台は”ソルト”と呼ばれる世界。嘗て繁栄を極めていたこの世界は今や圧制の下にあり、主人公ダンダラが世界に自由を取り戻すために戦いの旅に向かう、というストーリーなのだが、正直よく分からない。今回プレイしたのは1時間程度なので、もっと進めれば物語も分かってくるのかもしれない。

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操作は非常に独特。左スティックで方向を定めて上下左右に飛ぶ。緑のマークが表示される場所に移動できる。移動方法はこれだけ。上下左右に歩いたり走ったりすることは出来ない。最初は戸惑うが移動先の判定はかなりファジーなので、緑のマークを見ながら操作すればそれほど難しくない。慣れればテンポよく移動することが出来る。

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敵を攻撃する際も移動の時と同様に、左スティックで照準を定めて攻撃。攻撃については定めた方向そのままに飛ぶためきちんと狙わないと敵に当たらない。スティックの感度調整がゲーム内でできないのでこちらは慣れるまでに結構時間がかかった。

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マップ内にある旗やキャンプを発見すると、そこがゲームオーバー後のリスタート地点となる。キャンプでは”ソルト”を使用してライフの上限を増やすなどの強化が可能。ソルトは敵を倒したり宝箱などから得ることが出来るが、ゲームオーバーになるとロストする。しかしロストしたソルトはゲームオーバー時の場所に残っているので取り戻すことも可能。ダクソ的なシステムだ。

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ゲームデザインは典型的なメトロイドヴァニア。エリアに区分された広いマップを行きつ戻りつ探索し、武器やアイテムを獲得したりソルトで自身を強化しながら探索を進める。ギミックを動かしたりボスを倒したり、ソルトの住民と出会うことで最初は進めなかった場所に進めるなど王道の内容。メトロイドヴァニアとしては高い品質のゲームだと思う。ただ自分の探索が甘かったのかもしれないが、1時間程度のプレイではそこまで色々な武器やアイテムを発見できなかった。このゲームの楽しみはアイテムや武器を取るごとに広がっていくことにあるだろうから、そこまでには進むことが出来ていないのだろう。

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メジャーなタイトルではないが、一部では評価が高く有名な実況者もプレイしている作品。メトロイドヴァニアに興味がある方はプレイしてみてはどうだろうか?

 

本作の無料配布は2021年2月5日午前1時まで。

本作について紹介動画を投稿したのでご覧いただけると幸いである。

 

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動画を投稿しました。(『Stronghold2』第2章「最初の指令」②)

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『Stronghold2』実況第3回。実質的に最初の戦闘となる第2章後半。序盤の割に敵のバイキング兵、火力がエグい。

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Epic Games Store無料配布ゲームお試しプレイ:『Galactic Civilizations Ⅲ』

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Epic Games Storeで毎週無料配布される作品をお試しでプレイする企画。

今回は『Galactic Civilizations Ⅲ』をプレイ。ストラテジーゲームファンなら言わずと知れた4Xタイプのターン型SFストラテジー。SFなストラテジーとしては『Stellaris』と双璧を成す人気シリーズの第3弾。

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このシリーズのプレイは初めてなので、今回はチュートリアルをプレイ。6つの目標を達成すればクリア。

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マップとなるのは銀河系宇宙。支配下にある居住型の惑星が一つだけ。ダブルクリックで惑星開発画面に移動する。

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開発画面では惑星各地に配置されたタイルに様々な施設を建設して国力を高めていく。この辺りは『Civilization』や『Stellaris』でもおなじみ。

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勿論ストラテジーゲームなので研究もあり。植民、技術、軍事、統治の各技術ツリーから研究メニューを選択する。パラメータに対するブースト効果や新しい艦艇や武器の開発など内容は多種多様。

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プレイ開始当初はマップの多くが見えない状態となっている。この状態からユニットを派遣してマップの詳細を探索していくのが最初のステップ。

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本作のユニットに該当するのが宇宙船。用途に応じた様々な艦艇を作ることが出来、研究を進めることで更に種類が追加される。

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宇宙船の役割は種類によりさまざま。例えば探索と調査を行う「エクスプローラー」は長めの航行距離を活かしてマップの探索を行いつつ、途中で発見したアーティファクトやカプセルの調査を行い資産やリソースを獲得することが出来る。

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建築船である「コンストラクター」は資源が存在する星に送り込み、採掘基地を建築するほか、軍事基地や遺跡の調査基地を作ることで陣営の支配空域を拡大することにも貢献する。

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探索船でマップの詳細を明らかにしつつ、基地の建築や造船を行って支配空域を広げていく。並行して領地の開発や研究を進めて国家の力を高める。ストラテジーゲームの基本に忠実な王道とも言える内容だろう。

チュートリアルには含まれていないが、他にも外交や思想、諜報などの要素があり、正に宇宙を舞台とした『Civilization』とも言うべき内容。

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当然自分以外の勢力も存在し、時に交戦し時に手を結ぶ。クリア条件は敵の殲滅や領土の統一だけでなく、いくつもの条件が用意されている。この辺りも実に『Civilization』らしい。

惜しむらくは日本語化されていない事。『Civilization』シリーズや『Sterallis』を全くプレイしたことが無いプレイヤーが英語でプレイするにはハードルが高い作品だろう。逆にこれらをプレイ済なら2時間程度プレイすれば大体の勘所は掴める内容だと思う。

流石に英語の壁があるので本作のプレイはここまでとする予定だが、かなりハマりそうな内容ではあると思う。ストラテジー好きな方にはお勧めできる内容だった。

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本作の無料配布は2021年1月29日午前1時まで。

本作について紹介動画を投稿したのでご覧いただけると幸いである。

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