『Darksouls2』 ファースト・インプレッション

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『Darksouls2』をプレイ中。今年プレイした『Darksouls3』がシリーズ初体験だったが、その秀逸さに感嘆し、トロコンするまでにハマってしまった。2は今年のサマーセールで購入するつもりだったが、先日ダクソシリーズのセールが開催されていたので待ちきれずに購入してしまった。ようやくプレイ時間が10時間を超えたところだが、まだ先は長そうなので今の時点でのプレイ印象を残しておきたい。

プレイ前に実況動画を結構観ていた『Darksouls3』と異なり、本作についてはほぼ初見の状態でプレイしている。ネットでの評判やSteamのレビューを見る限り、本作はシリーズの中でも賛否両論の作品であるようだが、その点も踏まえて現時点の感想となっている。

・操作感について

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3作目との比較として、操作が”もっさりしている”という指摘をよく見かける本作。実際にプレイした印象としてはそこまで気にならなかった。むろん3との比較で劣後しているのは当然だが、所詮は慣れの範疇であると思う。3については戦技の導入もあり、キャラクターのモーションは躍動感が増しているので、そのあたりが2のもっさり感を相対的に助長しているのかもしれない。

操作系の設定がシリーズの中でも独特との評価も見受けられたが、基本的な入力は3とそう変わらないので混乱はしない。少なくとも操作感から本作を忌避する必要は無いようだ。まだ二刀流など本作独自のシステムを使いこなしていないので、そのあたりはおいおい慣れていきたい。(現在はガン盾で攻略中)

・ステージ攻略について

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現在”朽ちた巨人の森”、”ハイデ大火塔”、”隠し港”3ステージをクリアしている。あくまでその時点の印象だが、各ステージを攻略する際の印象は3とかなり異なる。簡単に言えば3は”デザイン重視”、2は”数の暴力”と言ったところだろうか。3の各ステージは、そのデザインと敵の配置がとにかく秀逸(意地が悪いとも言う)で、不用意に歩を進めると容易に敵に囲まれる。それ以外にも結晶トカゲや宝箱の配置など、プレイヤーを弄ぶかの如きアイデアがそこかしこに見られた。これに対して2はデザイン面では少々雑な印象を受けて、その難易度は敵の数に依存している気がする。最初の敵にエンカウントすると、わらわらと他の敵が現れ、その場を一時離脱するもその先でさらに複数の敵が待ち受ける、といった具合だ。正直なところ敵の配置についてはステージ設計を十全に活用しているとは言い難く、その分難易度を敵キャラの量で調整している印象だ。難易度で言えば2の方が難しく感じる。3は一度攻略して各ステージの設計を把握すれば難易度がかなり下がるのだが、2は何週目の攻略であれその数に苦労しそうな気がする。

・ボス戦について

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3作目と本作での一番大きな違い、というか3作目での進歩を感じたのがボス戦。3をクリアした後では本作のボス戦はかなり簡単に感じる(今のところは...)。自キャラを操作するうえではそれほど感じなかったもっさり感が、ボスキャラについてはかなり気になる。3よりも動きが鈍重に見えるので、相対的に難易度が低く感じられるせいか、今のところ”古き竜狩り”以外は初見で突破出来ている。今後のステージでこの評価が覆るか否か、楽しみでならない。”無銘の王”並みに苦労するボスに出会いたいものである。

・総評

10時間程度のプレイで総評も何もあったものではないが、楽しくて仕方がない。やはり初見でのプレイと言うのが大きい。本シリーズはオープンワールドではないが、”探索”の楽しみ(苦しみとも言う)”を存分に味あわせてくれるのが自分にとって最大の魅力だ。本作の物語世界については端緒についたばかり。まだまだドラングレイグでの道行を堪能するとしよう。

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