2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年にプレイしたゲームを振り返り

2018年にプレイしたゲームを、総プレイ時間で並べて振り返り。 No.14 Age Of Empire Ⅱ:HD edition(10時間) ほぼチュートリアルをプレイしただけ。様々なRTSの源流になった名作だが、個人的には戦闘がダルい。もう少し内政よりのゲームのほうが好みなので、そ…

2018STEAMウィンターセールで購入したソフト

STEAMでウィンターセールが実施中。早速何本か購入したのでその紹介記事でも書こうかと思う。 自分は基本的にセールの時にゲームをまとめ買いすることにしている。さすがにこの歳になると、いちいち最新作を発売時に追っかける気にならない。どうせ1,2年もす…

ゴーン・ガール:正体の見えない女

評価:3点(5点満点中) 総評:※ネタバレあり 2014年公開のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。 5年目の結婚記念日に失踪した妻エイミーを探す夫ニック。失踪現場からはエイミーが犯罪に巻き込まれた可能性が示唆され、警察、マスコミを巻き込んだ…

アウトレイジ:作家の性(さが)と芸人の性(さが)

評価:2(5点満点中) 総評:※ネタバレあり 北野武監督による2010年の作品。続編の『アウトレイジ・ビヨンド』も観ているので、2作合わせての評価。 北野武という映画作家による作品であることを抜きにして、純粋に一本の作品として評価すると、まあ所謂”ヤク…

処女の泉:絵画めいた映像で綴る受難の物語

評価:3点(5点満点中) 総評: イングマール・ベルイマン監督による1960年のスウェーデン映画。氏の代表作と言っても過言ではないだろう。 未だ北欧神話の土着の神々への信仰と、キリスト教が混在する中世スウェーデンを舞台に、敬虔なキリスト教の信徒である…

『RAGE』値段なりには楽める

ベゼスダ・ソフトワークスの『RAGE』をクリア。2010年発売のゲームを今更ながらプレイした訳だが、ちょっと評価に困る作品。難易度はイージーでプレイしてクリアまで10時間程度。難易度を上げて再プレイ、と言うほどにはのめりこむことはなかった。 このゲー…

『Mount & Blade:Warband』のんびり中世騎士生活

『Mount & Blade:Warband』をプレイ中。現在プレイ時間が50時間を超えたところ。 8年前のゲームだけど面白い。一口にジャンル分けすることが難しいゲームだ。 RPGのようでもあり、アクションの要素もあり、RTS的な楽しさもある。どれか一つにカテゴライズす…

『Bioshock Infinite』手堅いゲーム性と挑戦的な背景、テーマ

※一部ネタバレあり 『Bioshock Infinite』をクリア。難易度はノーマル。DLCの『Burial at Sea』もクリア。 『Bioshock』シリーズの3作目にして外伝的な作品。(とはいえDLCで初代との繋がりが明かされるのではあるが) 本作については様々なブログ等で語られて…

志高湖へキャンプツーリング

10月の終わりに志高湖へキャンプツーリング。 しばらく暖かい日が続いていたが、この日に限って天気は曇り。日が全く差さないのでとにかく寒かった。 売店を兼ねた管理棟で受付。 設営完了。ラーメンを作って食べた後は、温泉&買い出しの時間までしばらくあ…

グッドナイト アンド グッドラック:上質な演出が光る社会派作品

評価:3.5点(5点満点中) 総評: 2005年公開のアメリカ映画。ジョージ・クルーニーが監督、脚本を務めた作品。1950年代、ジョセフ・マッカーシーによる赤狩りの脅威が吹き荒れた時代に立ち向かったCBSのニュースキャスター、エドワード・マローとそのスタッフ…

『Far Cry3』殺伐とした世界でトリガーハッピー?

『Far Cry』シリーズは今やUBIの看板IPの一つだが、本作『Far Cry3』が初挑戦。FPSには慣れていないので難易度はEASY。プレイ時間40時間でクリア。拠点と電波塔はすべて開放。EASYとはいえ初心者にはなかなか厳しく、ミッションによっては何度もやり返すこと…

ナイトクローラー:映画の焦点。テーマとドラマとキャラクター

評価:3.5(5点満点中) 総評: 2014年公開のアメリカ映画。ルー・ブルームは、金属泥棒で糊口をしのぐ学歴も仕事も持たない男。ふとしたきっかけでフリーのニュースカメラマンの世界に足を踏み入れ、手段を択ばずニュースを追い求めてゆく... 正に「Nightcraw…

ピエロがお前をあざ笑う:先達の偉大さよ

評価:2点(5点満点中) 総評: ※本作および関連作品のネタバレあり 2014年のドイツ映画。本国では大変評価が高く、ハリウッドでのリメイクも決まっているとのこと。全く知らなかった作品だが、ケーブルTVの番組表にある”必見の大どんでん返し!”的な煽り文句…

『Stronghold HD』”防衛”が楽しい

城を防衛することが楽しい。本作を一言で評するならばこれに尽きるだろう。 2002年に発売された、RTSでは古典に入る作品。2013年に発売されたHD版をプレイ。 基本的なUIは『Age of Empire』と同じであり、造りの面では非常にオーソドックスな作品である。そ…

『地球防衛軍4.1』設計が秀逸。設計書を見てみたい

地球防衛軍4.1 しばらくさぼっていたので久々の更新。 例によってSteamのサマーセールでいくつかゲームを購入しましたが、本作もその一つです。 2015年発売なので3年前(オリジナルの『地球防衛軍4』であれば5年前)の作品ですが、これはハマりましたね。夏頃…

鹿児島へツーリング

梅雨が明けたので少し遠出をしたくなったので、鹿児島までツーリングに行きました。 まずは「東洋のナイアガラ」こと曽木の滝へ行きました。4月に行った大分の原尻の滝も同じ呼び名でしたが、九州には2つの「東洋のナイアガラ」が併存しています。 前の週ま…

ある戦争:答えのない問いを巡って

評価:4(5点満点中) 総評: 2015年公開のデンマーク映画。アフガニスタンに駐留するデンマーク軍の士官クラウスは、作戦中に自らが下した命令の結果、11人の民間人が犠牲となり、帰国後にその責任を軍事法廷で問われることになる。戦場における彼の判断は正…

最後の晩餐~平和主義者の連続殺人:映画は凡庸、背景は複雑

評価:1点(5点満点中) 総評: 1995年のアメリカ映画。共同生活を営むリベラルな5人の大学院生が、ある事件をきっかけに保守的な傾向を持つ人物を家に招いては殺害を繰り返す、、、という内容で、一応ブラックコメディという色分けとなっていますがコメディ要…

マイ・インターン:都会のおとぎ話

評価:3点(5点満点) 総評: 2015年のアメリカ映画。非常に見やすい映画と言えます。主人公をはじめ悪人や嫌な奴は一切出てきません。視聴者の心に刺さるようなきついシーンもなく、ストレスなく安心して最後まで見ることが出来る映画です。最後まで気持ちよ…

レザボア・ドッグス:構成の妙

評価:4点(5点満点中) 総評: 92年公開のアメリカ映画。クエンティン・タランティーノ監督の初監督作品であり、本作の高評価を切っ掛けに、次作『パルプ・フィクション』で一躍スター監督の仲間入りを果たすことになります。また、日本におけるインディペン…

ワンス アポン ア タイム イン アメリカ:長所と短所がそれぞれ際立つ作品

評価:2.5(5点満点中) 総評 久々に見ましたが、やはり評価の難しい作品です。セルジオ・レオーネの遺作となった本作ですが、可もなく不可もない駄作でもなく、かといって非の打ちどころのない傑作とも言い難い。好きか嫌いかで言えば好きの範疇に入る作品な…

原尻の滝

雲一つない晴天が続くのでバイクに乗りたくなり、またツーリングに出かけました。 行き先は原尻の滝。福岡の自宅からは4時間ほどの距離です。 別名「東洋のナイアガラ」。実際に見るのは初めてなので楽しみです。当日も気持ちの良い絶好のツーリング日和です…

ブラック・フラッグス 「イスラム国」台頭の軌跡:混迷の中東、その道程とは

『ブラック・フラッグス 「イスラム国」台頭の軌跡』を読了。著者のジョビー・ウォリックは本書で2016年のピュリツァー賞を受賞しています。 2018年現在ではその勢力範囲の大部分を失った「ISIL」ですが、一時はシリア・イラクにまたがる広大な領域を占有し…

『Borderlands2』エンタメ指向のFPS+RPG

『Borderlands2』をクリアしました(1週目)。ジャンルとしてはFPS+RPGと言ったところでしょうか?前作『Borderlands』も、次作にして本作の前日譚である『BorderLands The Pre-Sequel』も未プレイですが特に問題はありませんでした。前作をプレイしていれば…

御船山楽園へお花見

暖かくなりましたので、バイクで出かけてきました。 行き先は佐賀武雄の御船山楽園。紅葉の季節以来ですが、今回は桜が目当てです。福岡市内から2時間弱で行けるのでちょっとしたツーリングに良いのです。 予報ではちょうど満開の日でしたので、平日とはいえ…

『Civilization5』戦争は政治の手段

『Civilization5』をプレイしています。 『Civilization』と言えばストラテジーゲームおける1大シリーズですが、これまでプレイしたことがなく、本作がシリーズ初プレイとなります。これも昨年のウィンターセールで購入しました。全DLC入りで¥1200ほどでし…

NHKドキュメンタリー「シリーズ“脱炭素革命”(3)「激変する世界ビジネス グローバル企業の挑戦」」:最後はやや尻すぼみ

TV

NHKドキュメンタリー「シリーズ”脱炭素革命”」の3本目「激変する世界ビジネス グローバル企業の挑戦」を視聴しました。 www.nhk.or.jp 脱炭素革命の潮流を、金融面から追った1本目、電力事業から捉えた2本目に続く3本目は、個別企業の取り組みを追った内容で…

NHKドキュメンタリー「シリーズ“脱炭素革命”2▽激変する電力ビジネス」:正にパラダイム・シフト

TV

シリーズ”脱炭素革命”の第2回を視聴。 www.nhk.or.jp 投資と金融の面から脱炭素への潮流を追った第1回に続き、第2回は電力ビジネスで今起きている再生エネルギーへのシフトを追った第2回。タイトルこそ「激変する電力ビジネス」となっていますが、ビジネスの…

NHKドキュメンタリー「シリーズ“脱炭素革命”(1)「激変する金融ビジネス “石炭”からの投資撤退」」:舵は切られている

TV

2/26放送の「シリーズ“脱炭素革命”(1)「激変する金融ビジネス “石炭”からの投資撤退」」を視聴しました。 www.nhk.or.jp このテーマを特に熱心にトレースしていた訳では無いですが、それでも世界の潮流と自分の意識とのずれを感じざるを得ない内容でした…

ノスタルジア:静謐な映像作品

評価:2.5(5点満点) 総評 1983年公開のイタリア・ソ連合作映画。ロシアの巨匠アンドレイ・タルコフスキーの作品です。 自分にとって映画が娯楽であるのならば、本作は映画と言うより映像作品として評価すべきであると感じました。物語としても娯楽要素はほぼ…