『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』本格FPS初体験

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S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』をクリアしました。

これまで最もゲームに熱中していた時代(だいたい25年前)には、FPSというジャンル自体が日本では盛んではありませんでした。その後海外でFPSがゲームの主流となり、日本でも多くのゲームが紹介、販売されるようになりましたが、そのころにはゲーム自体をやらなくなったこともあり、これまでFPSについては全く体験したことがありませんでした。

昨年から空いた時間でまたゲームをやり始め、せっかくなのでこれまでプレイしたことのないジャンルに挑戦しようと思い、FPSとしては『Fallout4』や『Baioshock』シリーズをクリアしました。

しかしながらこれらの作品、前者はRPG、後者はホラーゲームであり、FPSとしてはカジュアルな内容なのでもっと本格的なFPS作品をプレイしたくなりました。

いきなり『Battle Field』や『Call of Duty』のようなオンライン対戦が盛んな作品に挑戦するのは敷居が高そうなので、シングルプレイのFPSを探し本作を昨年のウィンターセールで購入しました。

感想ですが、いや難しい難しい。とにかく死にまくりました。『Fallout4』や『Bioshock』とはFPSとしての次元が違いますね。クリアしたのは最低難易度ですが、それでも最初の戦闘から何度もゲームオーバーを繰り返しました。更にこの作品コントローラーに対応していないので、初の本格FPSで初のキーボード操作でのプレイと初めて尽くしのプレイとなり、操作に慣れるまでにも時間がかかりました。

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とはいえ本作はイベントムービーの最中以外はいつでもセーブができますので、細かくセーブを取りながら、Try&Errorの繰り返しでゲームを進めて、最低難易度ながら何とかクリアすることが出来ました。

シナリオは正直なところプレイを進めるうえでの添え物程度の内容なので、それほど語るべき内容はありませんが、ゲームそのものは面白かったですね。ハンドガン、ショットガン、アサルトライフル、狙撃銃とFPSでおなじみの武器が一通りそろっており、その種類も旧東側寄りのマニアックな品揃えとなっています。本作は重量制限があるので、プレイを進めるごとに銃と弾薬の種類を選択していくことになりますが、それに悩むのもまた楽しいです。何より本作は敵AIの性能が優秀なことで知られたゲームなので、その敵を相手に次々とヘッドショットを決められるようになるとかなり興奮しますね。

2007年発売と10年近く前のゲームですが、ちょうど私のブランク期間にあたるゲームなので特に古臭さを感じることもなくプレイできました。ただ雰囲気が重く、登場人物がむさくるしく(モブキャラ含めておっさんしか出てきません)、突然現れる敵に何度もビビらされるゲームなのでしばらくはもういいかな。続編が2作あるようですがさすがにそこまで続きが気になるというほどのシナリオでもありませんでしたし。

Steamでは公式には日本語化はされていませんが、日本語対応MODがあり、特に問題なく動作しました。また他のジャンルのプレイ後に別のFPSを探してみたいと思います。

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