久々の『Darksouls3』が楽しすぎて積みゲーが崩せない日々

f:id:Martin-A:20201027141434j:plain

 久々に『Darksouls3』をプレイしている。初回プレイでトロコンするまでやり込んだのが2019年初頭なので、約1年10か月振りなのだがやはり面白い。おかげで他の作品に全く手を出せておらず、積みゲーが全く減らない。これは困った(棒)。

そもそも何故今更ダクソ3をプレイしているのかと言えば、無性にソウルシリーズがプレイしたくなったからなのだが、久々のプレイでまたここまでハマることになるとは思わなかった。『Elden Ring』の情報が全く出てこない状態の欲求不満を多少なりとも解消したかっただけなのだがこれは予想外。

何にそれほどハマったのかと言えば、トロコンした時とは全く異なるスタイルでプレイしているからだろう。トロコンした時のプレイでは、「1週目→上質」「2周目→純魔」「3週目→筋バサ」のビルドでプレイしていたのだが、今回改めてプレイするにあたり新しいデータでプレイすることにした。その上で「トロコン時に使わなかった武器でプレイする」「1周につき1カテゴリの武器しか使わない」という2つの縛りを設けることにした。

と、言うのもトロコンした時のプレイでは大部分の武器を使わないままでいたからだ。1周目の上質ビルドではダークソードかツヴァイヘンダー、2周目は月光の大剣、3週目はロス大と、長剣か特大剣しか使っていない。『Darksouls』と言えばビルドの自由度が売りの作品であるのにこれは勿体ないなと思い、今回縛りプレイを始めてみたのだが、これが矢鱈と面白いのだ。

現在3週目の本編終盤まで進んでいる状態だが、記録がてら感想を残しておきたい。

1周目:短剣縛り:低火力短リーチ紙装甲。致命の一撃に賭けろ!

f:id:Martin-A:20201028092359j:plain

1周目は短剣縛り。メイン武器は鋭利ダガーで、ボス戦によっては血、毒派生の盗賊短刀を使い分ける。出自は持たざる者で始めた1周目なのでとにかくビルドがキツい。ステータスは生命力、持久力、技量を中心に振っていき、ある程度成長したところで弓を使うための筋力、一部の魔術呪術を使うための理力に多少振った程度。

プレイした感想としては、短刀縛りはとにかくステージ攻略がしんどい。リーチが短く火力も低いのでモブ相手に苦戦すること甚だしい。複数の敵に囲まれるとホントに対処のしようがない。おまけに1周目であることのハンデも大きい。体力にステ振りする余裕が無いので基本装備は裸。紙装甲故にすぐに溶ける。更に安全攻略のお供である弓や便利な魔術呪術(言わずと知れた”見えない身体”&”魅了”のゴールデンコンビ)も前半のステージでは使えない。正直2周目以降を見据えて一番自信の無い短刀を1周目に選んだのだが、寧ろこれは2周目以降にすべきだったと後悔。

ボス戦については一長一短。基本火力こそ低いが致命火力についてはトップクラスであるダガーは、致命の効くボスに対しては実に強い。今回のプレイで初めて法王サリヴァーンと英雄グンダをパリイ致命のみで撃破したが、これが実に爽快で楽しい。逆にパリイが出来ないボスは非常に厳しい戦いを強いられる。特にDLC2の2大ボスである『闇喰らいのミディール』と『奴隷騎士ゲール』についてはとにかく体力が多いので、低火力のダガーでチマチマ削るのに時間がかかる。どちらもそこまで苦労はしなかったのだが、撃破までに20分近くかかった。鋭利+10ダガーのR1攻撃で与えられるダメージが100程度なので、長時間のプレイでもミスを抑える集中力が必要だった。

あと地味にきつかったのが『教会の槍 ハーフライト』。お供の絵画守も含めて強靭が弱いのが弱点で、特大剣のR2で簡単にハメられるボスなのだが、こちらの強靭が更に弱い場合は話が異なる。絵画守の曲剣は出の速さはダガーに劣らず、リーチで大きく上回り、裸ダガーでは強靭で負けるので一撃離脱もままならない。結局手詰まりとなり最後は語り部の杖で毒殺せざるを得なかった。トロコンした時は全く苦戦したことの無いボスだっただけに結構な驚きだった。

とは言え大半のボスについてはそこまで苦労せずに1周目は終了。無名の王や王たちの化身に苦労しなかったのはトロコン時の太陽メダル集めで散々太陽霊をやっていたおかげだろう。

2周目:刺剣縛り:闇霊や敵対NPCに対しては圧倒的な強さ!

f:id:Martin-A:20201028092458j:plain

2周目は刺剣縛り。メイン武器はレイピア、イルシールの刺剣、鴉羽を状況に応じて使い分ける。レイピアは鋭利派生+10、他の2本についても原盤を入れて強化。

刺剣は技量寄りの武器であるため、ビルドについては1周目とほぼ同じ。2周目開始に当たりSLを120まで上げたのだが、体力に多少振ったくらいで生命、持久、技量寄りのビルドであることは変わらず(ちなみに1周目クリア時のSLは90.2週目以降は詰まらない限りSL120固定ですすめる予定)。

ステージ攻略については1周目でほとんどのアイテム蒐集やイベント回収を済ませているので、基本的には「見えない身体」を使ってサクサクと進めた。

ボス戦については「イルシールの刺剣」の強さが際立っていた。本作のボスでは出血に並んで冷気に弱いボスが多いため、冷気属性持ちの「イルシールの刺剣」が猛威を振るった。法王サリヴァーン相手にパリイ致命で1700超えのダメージを叩き出すのだから笑うしかない。パリイの取れないボスでも冷気には弱いケースが多いため、短刀縛りの1周目に比べてもかなりボス戦は楽に戦えたと思う。冷気の効かないボスはレイピアで攻略したが、刺剣カテゴリではリーチが短い武器であるものの、1周目のダガーに比べれば充分なリーチであるため特に苦労はしなかった。

ただし攻撃モーションが”突き”であり、線ではなく点で攻撃するスタイルであるため、攻撃をスカすことが多い。基本的にサイズの大きいボス戦であれば、ロックオンさえしていればめったにスカすことは無いのだが、ノーロックでの戦闘となりやすいボス(「闇喰らいのミディール」や「デーモンの王子」など)ではかなりスカす場面が多かった。また、R1の連撃の速さが売りの武器であるため、もっと持久力に振ったビルドにしておいた方が、その長所を活かせたのだろうと思う。

あと特筆すべきはNPC闇霊や敵対NPCに対して非常に強い。1周目の短刀縛りでは非常に苦労したNPC相手の戦闘にもほとんど苦労しなかった。ローリングからのR1攻撃で常に相手の先手を取れる上、連撃で3,4回のヒットは軽く、そして致命も強い。Hit&AwayでのNPC戦に非常に向いている武器だと感じる。

総じて突き主体のモーションに慣れる必要はあるが、短刀と比較しても攻略、ボス戦ともにメイン武器として他に遜色ないカテゴリであると評価できる。

 

現在は3周目で拳武器縛り、メインは熟練セスタス+10でプレイ中。「冷たい谷の踊り子」まで撃破したところだが、3週目にして盾無しスタイルでプレイしているのでボス戦で結構苦戦している。戦技”我慢”でゴリ押せる前半は楽だったが、中盤以降となると我慢でも火力負けする場面も多く、如何にこれまで盾に頼った闘いをしてきたのかよく分かる。それでも盾にセスタスというスタイルはあまりにダサすぎるので、なんとかこのまま盾無しで進めていく所存。

 

しかし困った。ダクソ3のせいで積みゲーがホントに消化できない。まだサマーセールで買った作品も半分近く残っているし、あと2か月もすればウィンターセールも開催される。カンスト目指してちびちび周回しながら他の作品をプレイすればいいのだが、ついついダクソ3を起動してしまう。自由度の高いビルドによるプレイの多彩さがソウルシリーズの売りの一つだが、それをしみじみと味わっている今日この頃である。